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Q: エバケアーの開発はいつ頃ですか? 特許の取得は? |
「自動排泄処理装置エバケアー」は介護の負担軽減に取り組み、とくにトイレやオムツ交換に着目して開発された商品です。 これにより2000年8月の開発後、改良を何度も加え現在に至っています。 国内特許は平成17年12月取得済みです。国際特許も13カ国で取得済みです。 |
Q: 自動排泄処理装置エバケアーには、男性用と女性用の違いはありますか? |
ありません。 アジア人の骨格形成上の差異はありませんので、肛門洗浄や密着度に関してほとんど問題ありません。 |
Q: 自動排泄処理装置エバケアーのホースがつまる心配はありませんか? |
一般成人の通常の排便量は250g~370gといわれているので、つまる心配はありません。 また、硬い便の場合は排泄物洗浄水により軟らかしてスムーズに吸引します。 ただし、一週間程度の便秘で下剤を飲んだ場合は1kg以上の硬い便が出るといわれています。 その場合は「エバケアー」を使用しないほうが良いです。 |
Q: 自動排泄処理装置エバケアーの類似製品はありますか? |
ベットで使える介護用トイレは数社が研究開発を行っています。 「エバケアー」はカバーヘッドの特許を取得し、また吸引ノウハウが特殊で介護者の股間内の皮膚に吸引力がかからないように設計されている非常に完成度の高い商品です。 |
Q: エバケアーで排便、排尿時にカバーヘッドから漏れることはないですか? |
漏れる心配はありません。 床ずれ防止のための体位変換を行う場合は、リモコンにより洗浄してから行ってください。 |
Q: まだまだ価格が高いのではないでしょうか? |
現在は58万円(税別)にて販売しておりますが、リース・ローン・レンタル含めお客様のご要望に応じられるよう現在、システムを構築中です。ご要望等ございましたらお問い合わせ下さい。 今、ご使用されている毎日のおむつ代と比較してみても経済面はもちろん、お金には換えがたい被介護者、介護者への精神面や室内環境の改善にも大変効果的です。 |
Q: 介護時の床ずれが心配です? |
床ずれの原因は、寝たきりになることで血流障害が起こり、栄養障害や免疫力の低下によって細菌感染をおこしやすい状態になることです。 長時間同じ姿勢でいることや湿気等が問題視されています。 「エバケアー」はカバーヘッドの肌にあたる部分が工夫されているので、細菌の発生を抑え、体圧を適切に分散し、また、おむつのように小便が全体に染み、蒸れがないため、床ずれが大幅に軽減されます。 しかし、「エバケアー」を使用しての介護でも少なからず重力は受けますので、褥瘡協会の指導に従って2時間に1回の体位変換は必要となります。 しかし、紙オムツでの介護と比較して労力が格段に軽減されることは一目瞭然です。 |
Q: 介護でのスキンシップ、コミュニケーションがなくなるのでは? |
「エバケアー」を装着することにより、介護をほったらかしにするわけではありません。 体位変換、装着ずれの確認等は必要になります。 おむつ交換にあてていた時間を被介護者との会話やスキンシップに変えられてはいかがでしょうか。 |
Q: 被介護者の人間としての尊厳がなくなるのでは? 介護者がいやがるのでは? 家族の同意が取りにくいのでは? |
上記と同じく介護時の接し方が変わるだけです。「エバケアー」を使用することにより、介護者にとっては、いつも清潔な状態で過ごせ快適な介護環境を提供できます。 又、エバケアーはリモコンが付いていますので、自立支援につながるのではないでしょうか。 5名の被介護者(4等級、車椅子、おむつ使用)に「エバケアー」を見て頂きましたところ、現在5名全員がご使用されています。 被介護者側から介護者に対し、遠慮しておむつが嫌でも気兼ねして言えなかったり、家族が面会に来た際に臭いが気になる方も多くいらっしゃいます。v 被介護者にも羞恥心があります。「エバケアー」付属のマイナスイオン・オゾン(微量)発生装置により、臭いの問題がなくなり、常に清潔でいられます。 この内容で、ご家族の方からも大変好評をいただいております。 |
Q: エバケアーを使うと私たちの仕事がなくなり、解雇されるのでは?(ヘルパー様) |
すべての被介護者が「エバケアー」の対象ではありません。 認知症の方は残念ながら使用できません(自ら外す恐れがあるため)。 又、汚物処理や給水作業、ヘッドカバーの密着度確認等は必要な作業です。 現在、どこの病院や施設でも人員不足といわれており、介護環境のギャップにより学校を出た若者の定着率も非常に悪いのが現状です。 今後ますます介護現場は厳しいものとなっていくことが予想されます。 しかし、「エバケアー」を使用することで介護現場の環境の改善にも繋がり、介護の負担を少しでも軽減して被介護者にとってより良い介護が出来るようになるのではないでしょうか。 |
Q: 介護時の便の状態が確認できないのでは? |
気になる被介護者に対しては、便の状態を確認後「エバケアー」をリモコンにより処理してください。 |
Q: エバケアーを使うことにより感染症の問題はないでしょうか? |
カバーヘッドの構造上、カップが便を受け止めて肌に付きにくくなっています。 紙オムツの場合、お腹から背中まで便の回りこみが頻繁におこり陰部感染や褥瘡の悪化などの弊害が起こります。 「エバケアー」は温水洗浄機能をもった介護用トイレです。 陰部側から肛門に向けて勢いよくシャワー洗浄するので、紙オムツと比べて陰部感染が非常に起きにくい構造になっています。 さらに、今後は銀イオン水製造装置を取り付けて、殺菌・抗カビ機能を付加する予定です。 この装置により洗浄水が銀イオン水となるため、洗浄部位、ヘッドカバー内、本体へつながっているホース内、汚物タンクまでも殺菌し、異臭を更に抑えることが出来ます。 銀イオン水は、飲料にしても有効であり体内の悪玉菌、ウイルス、有害バクテリアの繁殖や発生を抑え予防医学の見地にて欧米ではポピュラーになっています。 |